【この編成は消滅しています】京葉線向け201系0番台非分割編成の千ケヨ72編成【中間】
編成番号変遷
- 東ミツ11編成(1987年4月1日～1989年頃？)
- 東ミツ10編成(1989年頃？～1993年)
- 東ミツ9編成(1993年～1998年3月31日)
- 八ミツ9編成(1998年4月1日～2000年12月1日)
- 八ミツ7編成(2000年12月2日～2001年6月8日)
- 千ケヨ72編成(2001年6月8日～2005年10月6日)
- 千ケヨ72編成【中間】(2005年10月6日～2009年2月6日)
2009年2月6日時点の編成
編成の情報
西カノ11編成は、中野電車区に配置されていた中央・総武緩行線向けの101系電車の置き換え用として1982年から1985年にかけて同電車区に配属された、22編成の201系のうちの1本である。中央・総武緩行線では分割運用はないものの、中野電車区の検修設備の都合から4両+6両分割編成として導入されることになり、クハ201-103以下4連とクハ201-104以下6連を連結して10両編成を組成した。1986年3月3日ダイヤ改正で中野電車区が車両無配置化されたことに伴い、三鷹電車区に転属した。1989年頃に中央・総武線でATS-Pを導入する際に、201系900番台は機器搭載スペースなどの事情から改造対象から外されることになり、量産車編成であるこの編成を2つに分割した上で中間に封じ込める措置が取られることになった。それに伴って、東ミツ11編成の付属編成だったこの編成は、基本編成側から電動車2両と、クハ201/クモハ200-901を含む試作車4両を組み込んで新・東ミツ10編成を組成した。
2001年に、E231系0番台の八ミツ28編成が導入されたことで置き換えられて、京葉線に4両+6両非分割編成として転属した。4両+6両の組成ではあるものの、中間封じ込めとなっているクハ201/クモハ200-901は先頭に出せないことから、貫通編成扱いで運用されることになった。2005年に、201系900番台を廃車にするための編成組み換えが実施された際には、量産車が6両残ったこの編成と、同じく4両残った旧・千ケヨ73編成(クハ201-104以下4連)を連結して新・千ケヨ72編成を組成することになった。この時に、車両組換の手間を省き、また弱冷房車に指定される車両が変更されないようにする(旧・千ケヨ72編成の弱冷房車はモハ200-213、旧・千ケヨ73編成の弱冷房車は廃車になったモハ200-902)ことを目的として、4両になった旧・千ケヨ73編成が蘇我方、6両になった旧・千ケヨ72編成が東京方になるよう連結されたため、新製当初と編成の連結順が逆転した。これ以降の動向については、クハ201-104の編成記事、クハ201-36の編成記事を参照。
編成の記録
- 【新製】1983年(昭和58年)11月1日：入籍。新製配置は中野電車区。
- 【転属】1986年(昭和61年)3月3日：中野電車区の車両無配置化に伴い三鷹電車区に転属した。
- 【民営化】1987年(昭和62年)4月1日：日本国有鉄道分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)に継承される。
- 【組換】1989年(平成元年)頃？：クハ201-104以下4連を東ミツ11編成として分割し、残った6両にサハ201-901、モハ201-902、クモハ200-901、クハ201-901を組み込んだ。
- 【改造】2001年(平成13年)6月8日：転用改造工事竣工(大宮工場)。全車両が京葉電車区に転属した。
- 【所属変更】2004年(平成16年)4月1日：京葉電車区の改組に伴い京葉車両センター所属になる。
- 【転出】2005年(平成17年)10月6日：クハ201/200-103、モハ201/200-213・214が千ケヨ72編成(2代目)の6～1号車に組み込まれた。
- 【廃車】2005年(平成17年)10月26日：9～6号車が除籍。
過去の編成表
試作車組込時代(千ケヨ72編成)
| 10号車 | クハ201-103 | 1983年11月1日新製(日車) |
| 9号車 | サハ201-901 | 1979年2月5日新製(東急) |
| 8号車 | モハ201-902 | 1979年2月5日新製(東急) |
| 7号車 | クモハ200-901 | 1979年2月5日新製(東急) |
| 6号車 | クハ201-901 | 1979年2月5日新製(東急) |
| 5号車 | モハ201-213 | 1983年11月1日新製(日車) |
| 4号車 | モハ200-213 | 1983年11月1日新製(日車) |
| 3号車 | モハ201-214 | 1983年11月1日新製(日車) |
| 2号車 | モハ200-214 | 1983年11月1日新製(日車) |
| 1号車 | クハ200-103 | 1983年11月1日新製(日車) |
新製当初(西カノ11編成)
| 1号車 | クハ201-103 | 1983年11月1日新製(日車) |
| 2号車 | モハ201-213 | 1983年11月1日新製(日車) |
| 3号車 | モハ200-213 | 1983年11月1日新製(日車) |
| 4号車 | クハ200-103 | 1983年11月1日新製(日車) |
| 5号車 | クハ201-104 | 1983年11月1日新製(日車) |
| 6号車 | モハ201-214 | 1983年11月1日新製(日車) |
| 7号車 | モハ200-214 | 1983年11月1日新製(日車) |
| 8号車 | モハ201-215 | 1983年11月1日新製(日車) |
| 9号車 | モハ200-215 | 1983年11月1日新製(日車) |
| 10号車 | クハ200-104 | 1983年11月1日新製(日車) |
編集履歴(記事ID：0151)
- 2020年3月20日：資料室掲載記事リニューアル作業実施
