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クハ201-104(千ケヨK1編成)【編成消滅】

【この編成は消滅しています】京葉線向け201系0番台分割編成(付属編成)の千ケヨK1編成

編成番号変遷

  • 東ミツ11編成【中間】(1987年4月1日~1989年頃)
  • 東ミツ11編成(1989年頃~1993年)
  • 東ミツ10編成(1993年~1998年3月31日)
  • 八ミツ10編成(1988年4月1日~2000年12月1日)
  • 八ミツ8編成(2000年12月2日~2001年9月27日)
  • 千ケヨ73編成(2001年9月27日~2005年10月6日)
  • 千ケヨ72編成(2005年10月6日~2008年5月)
  • 千ケヨK1編成(2008年5月~2011年5月18日)

2011年5月18日時点の編成

10号車 クハ201-104 1983年11月1日新製(日車)
9号車 モハ201-215 1983年11月1日新製(日車)
8号車 モハ200-215 1983年11月1日新製(日車)
7号車 クハ200-36 1982年8月10日新製(川重)

編成の情報

クハ201-104以下6連は、新製当初はクハ201-103以下4連と連結した4両+6両編成の基本編成であり、中央・総武線(中野電車区三鷹電車区)で運用された。1989年頃に中央・総武線ATS-Pを導入する際に、201系900番台は機器搭載スペースなどの事情から改造対象から外されることになり、量産車編成である東ミツ11編成を2つに分割した上で中間に封じ込める措置が取られることになった。この編成は、付属編成側に電動車2両を供出した上で、クハ201/クモハ200-902を含む試作車6両を組み込んで新・東ミツ11編成を組成した。

2001年に、E231系0番台の八ミツ35編成が導入されたことで置き換えられて、京葉線に4両+6両非分割編成として転属した。4両+6両の組成ではあるものの、中間封じ込めとなっているクハ201/クモハ200-902は先頭に出せないことから、貫通編成扱いで運用されることになった。2005年に、201系900番台を廃車にするための編成組み換えが実施された際には、量産車が4両残ったこの編成と、同じく6両残った旧・千ケヨ72編成(クハ201-103以下6連)を連結して新・千ケヨ72編成を組成することになった。この時に、車両組換の手間を省き、また弱冷房車に指定される車両が変更されないようにする(旧・千ケヨ72編成の弱冷房車はモハ200-213、旧・千ケヨ73編成の弱冷房車は廃車になったモハ200-902)ことを目的として、4両になった旧・千ケヨ73編成が蘇我方、6両になった旧・千ケヨ72編成が東京方になるよう連結されたため、新製当初と編成の連結順が逆転した。2008年から2009年にかけて209系500番台が転入するにあたっては、貫通編成のみが置き換えられることになったが、置き換え対象となったこの編成は後期型の制御装置を搭載している一方、分割編成の千ケヨK1編成+千ケヨ51編成は初期型の制御装置を搭載していたことから、分割編成を後期型チョッパに統一するための編成組み換えが2008年5月に実施された、そのまま用途を入れ替えると、中間封じ込めになっていたクハ200-104・クハ201-103に分割併合に対応するための改造をしなければならないことから、中間制御車だけはK1+51編成のクハ200-36・クハ201-37と入れ替えられることになった。この組み換えの実施後、クハ201-104以下4連は分割編成の付属編成である新・千ケヨK1編成となり、千ケヨ51編成とペアを組んで運用されるようになった。2011年に、E233系5000番台に置き換えられる形で廃車となった。

編成の記録

  • 組換】1989年(平成元年)頃?:クハ201-104以下4連が旧・東ミツ11編成から独立し、サハ201-902、モハ201-904・902、モハ200-902、クハ201/クモハ200-902を組み込んで10両編成を組成した。
  • 改造】2001年(平成13年)9月27日:転用改造工事竣工(大宮工場)。全車両が京葉電車区に転属した。
  • 所属変更】2004年(平成16年)4月1日:京葉電車区の改組に伴い京葉車両センター所属になる。
  • 組換】2005年(平成17年)10月6日:サハ201-902、モハ201-904・902、モハ200-902、クハ201/クモハ200-902を千ケヨ72編成(初代)のクハ201/200-103、モハ201/200-213・214と交換した。
  • 組換】2008年(平成20年)5月XX日:クハ200-104を千ケヨK1編成(初代)と交換し、4両編成を組成した。同時に、クハ201-103は千ケヨ72編成(3代目)の6号車に、モハ201/200-213・214、クハ200-103は千ケヨ51編成の5~1号車に組み込まれた。
  • 廃車】2011年(平成23年)5月18日:除籍。

関連記事

過去の編成表

貫通編成時代(千ケヨ72編成)
10号車 クハ201-104 1983年11月1日新製(日車)
9号車 モハ201-215 1983年11月1日新製(日車)
8号車 モハ200-215 1983年11月1日新製(日車)
7号車 クハ200-104 1983年11月1日新製(日車)
6号車 クハ201-103 1983年11月1日新製(日車)
5号車 モハ201-213 1983年11月1日新製(日車)
4号車 モハ200-213 1983年11月1日新製(日車)
3号車 モハ201-214 1983年11月1日新製(日車)
2号車 モハ200-214 1983年11月1日新製(日車)
1号車 クハ200-103 1983年11月1日新製(日車)
試作車組込時代(千ケヨ73編成)
10号車 クハ201-104 1983年11月1日新製(日車)
9号車 サハ201-902 1979年2月5日新製(東急)
8号車 モハ201-904 1979年1月25日新製(日車)
7号車 クモハ200-902 1979年1月25日新製(日車)
6号車 クハ201-902 1979年1月25日新製(日車)
5号車 モハ201-903 1979年1月25日新製(日車)
4号車 モハ200-902 1979年1月25日新製(日車)
3号車 モハ201-215 1983年11月1日新製(日車)
2号車 モハ200-215 1983年11月1日新製(日車)
1号車 クハ200-104 1983年11月1日新製(日車)

編集履歴(記事ID:0152)

  • 2020年4月8日:資料室掲載記事リニューアル作業実施

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