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クハ201-153(八トタ青71編成)【編成消滅】

【この編成は消滅しています】青梅・五日市線向け201系0番台6両編成の八トタ青71編成

編成番号変遷

  • 東ミツ21編成【中間】(1987年4月1日~1993年)
  • 東ミツ18編成【中間】(1993年~1998年3月31日)
  • 八ミツ18編成【中間】(1998年4月1日~2000年12月1日)
  • 八ミツ12編成【中間】(2000年12月2日~2001年12月19日)
  • 八トタ青11編成(2001年12月19日~2002年3月)
  • 八トタ青71編成(2002年3月~2008年2月21日)

2008年2月21日時点の編成

1号車 クハ201-153 1985年2月25日新製(川重)
2号車 モハ201-182 1983年7月5日新製(川重)
3号車 モハ200-182 1983年7月5日新製(川重)
4号車 モハ201-296 1985年2月25日新製(川重)
5号車 モハ200-296 1985年2月25日新製(川重)
6号車 クハ200-153 1985年2月25日新製(川重)

編成の情報

クハ201-153以下6連は、新製当初はクハ201-152以下4連と連結した4両+6両編成の基本編成であり、中央・総武線(中野電車区三鷹電車区)で運用された。通称「軽装車」と呼ばれる、コストダウンのための仕様変更が行われた車両である。2001年にE231系0番台の八ミツ41編成が導入されたことで中央・総武線の運用から撤退した後、青梅・五日市線(豊田電車区)への転用時に中間車2両を旧付属編成側に供出した上で編成が分割され、4両編成の八トタ青11編成として独立した。しかし、2002年3月に元・八ミツ6編成のモハ201/200-182を組み込んで6両編成化が実施された。一連の転用では、6両編成、4両編成とも12編成ずつが転用されるが、実際に必要な数は6両編成が13本、4両編成が10本であり、4両編成は過剰だが6両編成が不足する状況であったため、過剰な4両編成2本分を組み替えて6両編成1本を組成したものである。4両編成当時に、必要なのは10本であるにも関わらず編成番号が「11」になっていたこと、4両編成の場合は不要なクハ200形の電気連結器が搭載されていたこと、車番順に割り振られる編成番号で、6両編成側にこの編成の分があらかじめ用意されていた(組換実施までは欠番になっていた)ことなどから、転属した時点で既に組み換える計画が存在していたものと推測される。この組み換えの結果、八トタ青71編成は軽装車と非軽装車が混結される非常に珍しい組成となり、4両編成時代に使用していたクハ201-153の電気連結器を撤去しなかったため6両編成で唯一クハ201形に電気連結器を装備している異端編成が誕生した。2008年に、E233系0番台の導入に伴って置き換えられ、廃車となった。

編成の記録

  • 改造】2001年(平成13年)12月19日:転用改造工事竣工(大井工場)。4両編成で豊田電車区に配置された。
  • 改造】2002年(平成14年)3月1日:モハ201/200-182の転用改造工事が竣工(大井工場)。正規の6両編成を組成した。
  • 所属変更】2007年(平成19年)11月25日:豊田電車区の改組に伴い豊田車両センター所属になる。
  • 廃車】2008年(平成20年)2月21日:除籍。

編集履歴(記事ID:0199)

  • 2020年3月20日:資料室掲載記事リニューアル作業実施

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