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2020年4月22日正式オープン!

北センM17編成

仙石線向け205系3100番台ロングシート車の北センM17編成

編成番号変遷

  • 仙センM17編成(2004年3月31日~2022年9月30日)
  • 北センM17編成(2022年10月1日~)

現在の編成

4号車 クハ205-3117 1985年8月22日新製(川重)
3号車 モハ205-3117 1985年8月22日新製(川重)
2号車 モハ204-3117 1985年8月22日新製(川重)
1号車 クハ204-3117 1985年8月22日新製(川重)

編成の情報

仙センM17編成は、103系置き換え用として2002年から2004年にかけて導入された、18編成の205系3100番台のうちの1編成である。クハ205-3117の種車は元・東ヤテ10編成のサハ205-19、モハ205/204-3117の種車は元・東ヤテ10編成のモハ205/204-29、クハ204-3117の種車は元・東ヤテ10編成のサハ205-20である。この編成の配属に伴い、仙センRT-105編成が置き換えられた。2011年の東日本大震災では仙石線も被災して一部区間で長期間にわたり不通となった。この影響で仙石線車両は検査担当の郡山総合車両センターまで回送できなくなり、同所への入出場は陸送で実施されることになり、当編成は2011年12月に入場した。しかし、陸送での入場は非効率的であることから、2012年以降、仙石線の全線復旧までは検査が所属の仙台車両センター宮城野派出所で実施されることになった。これにより郡山総合車両センターに入場している車両の入れ替えが行われなくなり、一部区間不通の影響で留置能力が不足したことも重なって当編成は郡山総合車両センターから出場することができなくなり、同センターの構内で3年間以上も事実上の疎開状態で留置されていた。その後、2015年5月30日の全線復旧に先立って同年4月にようやく郡山総合車両センターを出場し、運転再開はしていないものの不通区間は既に設備の復旧が終わって乗務員訓練を実施する段階に入っていたことから、石巻駅まで配給の上で同駅からは自力回送とする、震災前の方法で仙台車両センター宮城野派出所に返却され、3年半ぶりに運用に復帰した。2019年に線路設備モニタリング装置[軌道変位]搭載対応工事が施工された。

編成の記録

編集履歴(記事ID:1058)

  • 2023年5月14日:東北本部発足(2022年10月1日付)を反映
  • 2023年3月2日:KY出場を反映
  • 2023年1月30日:KY入場を反映
  • 2020年2月19日:資料室掲載記事リニューアル作業実施

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