【この編成は消滅しています】京浜東北・根岸線向け209系900番台の宮ウラ90編成
編成番号変遷
- 東ウラ101編成(1992年3月10日~?)
- 東ウラ90編成(?~2001年3月31日)
- 宮ウラ90編成(2001年4月1日~2008年1月12日)
2007年8月28日時点の編成
10号車 | クハ209-901 | 1992年3月10日新製(川重) |
9号車 | サハ209-901 | 1992年3月10日新製(川重) |
8号車 | モハ209-901 | 1992年3月10日新製(川重) |
7号車 | モハ208-901 | 1992年3月10日新製(川重) |
6号車 | サハ209-902 | 1992年3月10日新製(川重) |
5号車 | サハ209-903 | 1992年3月10日新製(川重) |
4号車 | サハ209-904 | 1992年3月10日新製(川重) |
3号車 | モハ209-902 | 1992年3月10日新製(川重) |
2号車 | モハ208-902 | 1992年3月10日新製(川重) |
1号車 | クハ208-901 | 1992年3月10日新製(川重) |
編成の情報
この編成は901系電車A編成として1992年3月に新製され、1994年1月に209系に編入された。試作車であることから6扉車の組み込みは実施されず、オール4扉車で運用された。試作車であることから量産車に先駆けて置き換えられることになったが、予備車扱いとなったため置き換え用の209系500番台が転入した後もしばらく運用に残っていた。E233系1000番台の配置が開始された後の2009年8月28日に東京総合車両センターへ入場し、サハ209-901を編成から外して同月30日に東大宮へ疎開し、2008年1月に長野へ配給された。結果的に、量産車の長野配給が始まった後に長野へ送られることになり、クハ209-901以外の8両が除籍・解体されたが、クハ209-901はしばらく長野総合車両センター構内で保管された後に、2010年3月に陸送で東京総合車両センターに搬入、同センターで静態保存されることになった。一方、東京総合車両センターで編成から抜き取られたサハ209-901の廃車体は、113系、201系の廃車体各1両とともに旧鎌倉総合車両センター深沢地区跡地(かつての大船工場。2006年3月に廃止済み)へ搬入されており、しばらく強度試験などに供された後解体されたといわれている。
編成の記録
- 【新製】1992年(平成4年)3月10日:入籍。新製配置は浦和電車区。
- 【改造】1994年(平成6年)1月18日:量産化改造竣工(大船工場)。209系900番台に編入。
- 【組換】2007年(平成19年)8月28日:東京総合車両センターに入場し、サハ209-901を抜き取って9両編成になる。
- 【廃車】2007年(平成19年)10月6日:サハ209-901が除籍
- 【配給】2008年(平成20年)1月11日:東大宮操車場駅→北長野駅
- 【廃車】2008年(平成20年)1月12日:クハ209-901を除く8両が除籍
- 【廃車】2010年(平成22年)3月23日:クハ209-901が除籍
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- 2020年1月13日:資料室掲載記事リニューアル作業実施