東海道・伊東線向けE231系1000番台基本編成の都コツK-02編成
編成番号変遷
- 横コツK-02編成(2004年1月22日~2023年6月21日)
- 都コツK-02編成(2023年6月22日~)
現在の編成
10号車 | クハE231-8502 | 2004年1月22日新製(川重) |
9号車 | モハE231-3502 | 2004年1月22日新製(川重) |
8号車 | モハE230-1502 | 2004年1月22日新製(川重) |
7号車 | サハE231-1074 | 2001年7月13日新製(東急) |
6号車 | サハE231-1075 | 2001年7月13日新製(東急) |
5号車 | サロE231-1043 | 2004年1月22日新製(川重) |
4号車 | サロE230-1043 | 2004年1月22日新製(川重) |
3号車 | モハE231-1543 | 2004年1月22日新製(川重) |
2号車 | モハE230-3543 | 2004年1月22日新製(川重) |
1号車 | クハE230-8043 | 2004年1月22日新製(川重) |
編成の情報
横コツK-02編成は、東海道・伊東線の113系置き換え用として新造された、42編成のE231系基本編成のうちの1編成である。7・6号車は小山車両センターで余剰になった車両を組み込むため8両編成で落成した。2月に大宮工場(現・大宮総合車両センター)に入場して5・4号車を抜き取り、翌3月以降は宇都宮線(小山電車区→小山車両センター。2004年6月1日改組)向けの新造グリーン車を2編成分(4両)ずつ組み込んで公式試運転を実施した後、組み換え作業を実施する大井工場→東京総合車両センター(2004年6月1日改組。以下同)、大宮工場→大宮総合車両センター、鎌倉総合車両所→鎌倉総合車両センターまで輸送する際の伴車として使用された。同年9月までに、同年10月16日ダイヤ改正対応分となる25編成分(50両)の公式試運転が終了したことを受けて、宮ヤマU525編成の余剰付随車と、編成から外されていた当編成用のグリーン車を組み込んで正規の編成を組成したが、国府津車両センターには返却されず、車両不足が発生していた小山車両センターに貸し出されて運用に充当された。以降は宇都宮線を中心に運用されたが、2005年1月頃に田町車両センターに又貸しされて東海道線で運用されたこともあった。同年2月からは小山車両センターにグリーン車を組み込まないまま残存していた16編成の組み換えが再開されることになったため、7~4号車を外した状態で再び宇都宮線向けの新造グリーン車の公式試運転等で伴車として運用され、同年6月に元の組成に戻ったが、小山車両センターへの貸出状態は維持されたままであり、結局2006年1月に同センター向けの増備車が落成するまで貸し出されたままであった。同年2月に国府津車両センターに返却されて漸く東海道・伊東線の運用に投入されたが、この時点で既に横コツK-42編成(最終編成)が運用入りしていたので、書類上の新製日は一番早い(横コツK-01編成より1日早い)にも関わらず、国府津車両センターでの運用入りが一番遅いという珍しい経歴を持つ編成になった。
編成の記録
- 【甲種】2004年(平成16年)1月19日~21日:サハE231-1074・1075を除く8両のみ、兵庫駅→品川駅
- 【新製】2004年(平成16年)1月22日:サハE231-1074・1075を除く8両が入籍。新製配置は国府津電車区。
- 【所属変更】2004年(平成16年)6月1日:国府津電車区の改組に伴い国府津車両センター所属になる。
- 【改造】2004年(平成16年)10月22日:サハE231-1074・1075の改造が竣工(大宮総合車両センター)。正規の10両編成を組成。
- 【改造】2022年(令和4年)8月3日:機器更新工事竣工(東京総合車両センター)。
編集履歴(記事ID:1044)
- 2023年6月22日:横浜支社所属車両の首都圏本部移管を反映
- 2022年11月28日:機器更新工事施工を反映(『JR電車編成表 2023冬』より)
- 2020年3月18日:資料室掲載記事リニューアル作業実施