新東京周辺鉄道車両速報ブログ資料室

2020年4月22日正式オープン!

JR東日本E255系電車 目次

車両の説明

255系電車は、房総特急で運用されていた183系電車の老朽化が進んでいたことから、その置き換え用として開発された直流特急型電車である。走行機器は901系B編成(209系910番台)をベースとしており、特急型電車として初めてのVVVFインバータ制御車である。グリーン車1両を組み込んだ9両固定編成が、1993年(平成5年)から1994年(平成6年)にかけて5編成導入された。導入当初はATCが準備工事に留まっており、運用面では京葉線東京駅発着の列車にのみ充当されていたが、2004年(平成16年)に総武・東京トンネル内がATCからATSに切り替えられたため、以降は総武本線東京駅発着の列車にも充当されている。2014年(平成26年)から2016年(平成28年)にかけて、全車両で機器更新工事が実施された。2024年(令和6年)3月16日ダイヤ改正で、鎌倉車両センター所属のE259系に置き換えられる形で定期運用を失った。

編成記事一覧

0番台
クハ255形 編成 新製年/製造所 備考
クハ255-1 都マリBe-01編成 1993/東急車輛  
クハ255-2 都マリBe-02編成 1993/近畿車輌  
クハ255-3 都マリBe-03編成 1994/近畿車輌  
クハ255-4 都マリBe-04編成 1994/東急車輛  
クハ255-5 都マリBe-05編成 1994/近畿車輌  

編集履歴(記事ID:0562)

  • 2024年3月17日:ダイヤ改正を反映
  • 2023年6月22日:首都圏本部への車両移管を反映
  • 2020年2月27日:資料室掲載記事リニューアル作業実施