車両の説明
EV-E301系電車は、パンタグラフとリチウムイオン電池の両方を搭載した直流一般型電車である。従来の電車は電化区間をパンタグラフで集電しながら走行していたが、この電車は搭載した蓄電池から電気が供給されるため、非電化区間を自走することが可能となっている。蓄電池の充電は停車中、電化区間走行中のいずれも可能となっており、電化区間を走行中は架線から直接電気が供給される。画期的なシステムにより、2015年(平成27年)のローレル賞を受賞した。
現在は事実上の烏山線専用形式となっており、2014年(平成26年)に量産先行車1編成が、2017年(平成29年)に量産車3編成が落成した。
編成記事一覧
0番台
EV-E301形 | 編成 | 新製年/製造所 | 備考 |
EV-E301-1 | 都ヤマV1編成 | 2014/J-TREC横浜 | |
EV-E301-2 | 都ヤマV2編成 | 2017/J-TREC横浜 | |
EV-E301-3 | 都ヤマV3編成 | 2017/J-TREC横浜 | |
EV-E301-4 | 都ヤマV4編成 | 2017/J-TREC横浜 |
編集履歴(記事ID:1617)
- 2023年5月14日:首都圏本部発足(2022年10月1日付)を反映
- 2020年4月21日:資料室掲載記事リニューアル作業実施