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クハ205-15(横クラH28編成)【編成消滅】

【この編成は消滅しています】横浜線向け205系0番台の横クラH28編成

編成番号変遷

  • 東ヤテ30編成(1987年4月1日~2002年8月22日)
  • 千ケヨ23編成(2002年8月22日~2007年3月8日)
  • 千ケヨM66編成(2007年3月8日~2009年4月30日)
  • 横クラH28編成(2009年4月30日~2014年9月9日)

2014年9月9日時点の編成

8号車 クハ205-15 1985年9月10日新製(川重)
7号車 モハ205-43 1985年9月10日新製(川重)
6号車 モハ204-43 1985年9月10日新製(川重)
5号車 サハ205-29 1985年9月10日新製(川重)
4号車 モハ205-45 1985年9月10日新製(川重)
3号車 モハ204-45 1985年9月10日新製(川重)
2号車 サハ205-30 1995年9月10日新製(川重)
1号車 クハ204-15 1985年9月10日新製(川重)

編成の情報

南シナ15編成は、1985年9月30日に埼京線が開業することに合わせて、品川電車区所属の103系を同線へ転用するため山手線に導入された16編成のうちの1本である。1991年に6扉車を10号車に組み込んで11両編成化が行われた。2002年に、E231系500番台東ヤテ502編成に置き換えられて山手線から撤退し、10両編成に短縮の上で京葉線に転用された。2007年3月18日ダイヤ改正では、武蔵野線で所要数増加を伴う増発が実施されるため、中央線快速電車(豊田電車区)から廃車予定の201系10両を京葉線に転用することで捻出された当編成が8両編成に短縮されて転用された。この時に余剰となったサハ205-29・30は、この時点で205系電車から1両も廃車が発生していない状況だったためか廃車は免れ、習志野運輸区に疎開した。武蔵野線では、他路線から転用された編成は全てVVVFインバータ制御の5000番台に改造されていたこと、生え抜きの編成は独特の前面形状をしていたことから、オリジナルの前面形状ながら界磁添加励磁制御の0番台である(電動車の数は足りていたため改造する必要がなかった)当編成は異色の存在であった。しかし、2009年3月14日ダイヤ改正ダイヤ改正では横浜線で所要数増加を伴う増発が実施されることになり、同線は205系に統一されていることから、京葉車両センター所属の保留車(元・千ケヨ21編成のうち8両)を原資とした転用計画が立てられたものの、この保留車はATS線区の南武線が新製配置であり、ATCが必要な横浜線には転用できなかったため、同編成を武蔵野線に転用した上で、ATC線区の山手線が新製配置の当編成が横浜線へ転用される玉突き転配が実施された。転用に当たっては、武蔵野線横浜線はどちらも8両編成ではあるものの、電動車比率は武蔵野線が6M2Tなのに対して横浜線は4M4Tとなっていることから、モハ205/204-44をサハ205-29・30と差し替えることで電動車比率が下げられた。サハ205-29・30は営業運用復帰が決まると川越車両センターで整備が実施され、モハ205/204-44は余剰廃車となった(事故廃車を除くと205系電動車からは初めての廃車である)。当時横浜線で運用されていた205系は全て6扉車を1両連結していたものの、この編成が転用された時には6扉車の余剰車が無かったため、オール4扉車として転用された。E233系6000番台に置き換えられる形で2014年に廃車となったが、インドネシアのPT.KAI Commuter JABODETABEKに譲渡された。

編成の記録

  • 新製】1985年(昭和60年)9月10日:入籍。新製配置は品川電車区
  • 所属変更】1985年(昭和60年)11月1日:品川電車区の改組に伴い山手電車区所属になる。
  • 民営化】1987年(昭和62年)4月1日:日本国有鉄道分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)に継承される。
  • 新製】1991年(平成3年)11月1日:サハ204-15が入籍。11両編成を組成。
  • 転出】2002年(平成14年)8月22日:サハ204-11が川越電車区に転属。宮ハエ9編成の3号車に組み込まれた。
  • 改造】2002年(平成14年)8月22日:転用改造工事竣工(大宮工場)。10両編成で京葉電車区に配属される。
  • 所属変更】2004年(平成16年)4月1日:京葉電車区の改組に伴い京葉車両センター所属になる。
  • 改造】2007年(平成19年)3月8日:転用改造工事竣工(大宮総合車両センター)。サハ205-29・30を外して8両編成を組成。
  • 改造】2009年(平成21年)4月30日:転用改造工事竣工(大宮総合車両センター)。モハ205/204-44をサハ205-29・30と交換した。
  • 配給】2009年(平成21年)6月3日:モハ205/204-44のみ、大宮駅→北長野駅
  • 廃車】2009年(平成21年)6月4日:武蔵野線時代に組み込まれていたモハ205/204-44が除籍。
  • 配給】2014年(平成26年)9月5日:大船駅→新津駅
  • 廃車】2014年(平成26年)9月9日:除籍。

関連記事

過去の編成表

武蔵野線時代(千ケヨM66編成)
1号車 クハ205-15 1985年9月10日新製(川重)
2号車 モハ205-43 1985年9月10日新製(川重)
3号車 モハ204-43 1985年9月10日新製(川重)
4号車 モハ205-44 1985年9月10日新製(川重)
5号車 モハ204-44 1985年9月10日新製(川重)
6号車 モハ205-45 1985年9月10日新製(川重)
7号車 モハ204-45 1985年9月10日新製(川重)
8号車 クハ204-15 1985年9月10日新製(川重)
京葉線時代(千ケヨ23編成)
10号車 クハ205-15 1985年9月10日新製(川重)
9号車 モハ205-43 1985年9月10日新製(川重)
8号車 モハ204-43 1985年9月10日新製(川重)
7号車 サハ205-29 1985年9月10日新製(川重)
6号車 モハ205-44 1985年9月10日新製(川重)
5号車 モハ204-44 1985年9月10日新製(川重)
4号車 サハ205-30 1995年9月10日新製(川重)
3号車 モハ205-45 1985年9月10日新製(川重)
2号車 モハ204-45 1985年9月10日新製(川重)
1号車 クハ204-15 1985年9月10日新製(川重)
山手線時代(東ヤテ15編成)
11号車 クハ205-15 1985年9月10日新製(川重)
10号車 サハ204-15 1991年11月1日新製(近車)
9号車 モハ205-43 1985年9月10日新製(川重)
8号車 モハ204-43 1985年9月10日新製(川重)
7号車 サハ205-29 1985年9月10日新製(川重)
6号車 モハ205-44 1985年9月10日新製(川重)
5号車 モハ204-44 1985年9月10日新製(川重)
4号車 サハ205-30 1995年9月10日新製(川重)
3号車 モハ205-45 1985年9月10日新製(川重)
2号車 モハ204-45 1985年9月10日新製(川重)
1号車 クハ204-15 1985年9月10日新製(川重)

編集履歴(記事ID:0220)

  • 2020年2月18日:資料室掲載記事リニューアル作業実施

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