新東京周辺鉄道車両速報ブログ資料室

2020年4月22日正式オープン!

クハ205-30(横クラH27編成)【編成消滅】

【この編成は消滅しています】横浜線向け205系0番台の横クラH27編成

編成番号変遷

  • 東ヤテ30編成(1987年4月1日~2003年7月26日)
  • 横クラH27編成(2003年7月26日~2014年10月24日)

2014年10月24日時点の編成

8号車 クハ205-30 1986年2月20日新製(川重)
7号車 モハ205-88 1986年2月20日新製(川重)
6号車 モハ204-88 1986年2月20日新製(川重)
5号車 サハ205-59 1986年2月20日新製(川重)
4号車 モハ205-90 1986年2月20日新製(川重)
3号車 モハ204-90 1986年2月20日新製(川重)
2号車 サハ204-30 1991年11月21日新製(近車)
1号車 クハ204-30 1986年2月20日新製(川重)

編成の情報

南ヤテ30編成は、1986年3月3日ダイヤ改正での武蔵野線増発用と総武緩行線の101系置き換え用として103系を捻出するため山手線に導入された2編成のうちの1本である。1991年に6扉車を10号車に組み込んで11両編成化が行われた。2003年に、E231系500番台東ヤテ516編成に置き換えられて山手線から撤退し、8両編成に短縮の上で横浜線に転用された。当編成は、205系の大転配計画が立てられている途中の段階では、6両編成化のうえで南武線に横ナハ46編成として転用されることも検討されていたが、房総各線(幕張電車区幕張車両センター)への配置が取りやめとなり同線向けに確保されていた車両の再分配が実施された結果、8両編成で横浜線に転用されることになったものである。横浜線は当初大転配計画には一切関与しないはずであったが、当編成が転入したことで輸送力増強が実施された。横浜線では当時在籍している全ての編成に6扉車が連結されていたため、当編成のサハ204-30は、山手線から転出した53両のサハ204形(6扉車)で唯一埼京・川越線(川越電車区川越車両センター)ではなく横浜線に転用されており、横浜線で運用されている6扉車は全て100番台であったため、0番台は唯一の存在であった。E233系6000番台に置き換えられる形で2014年に廃車となったが、インドネシアのPT.KAI Commuter JABODETABEKに譲渡された。

編成の記録

  • 新製】1986年(昭和61年)2月20日:入籍。新製配置は山手電車区
  • 民営化】1987年(昭和62年)4月1日:日本国有鉄道分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)に継承される。
  • 新製】1991年(平成3年)11月21日:サハ204-30が入籍。11両編成を組成。
  • 改造】2003年(平成15年)7月26日:転用改造工事竣工(大井工場)。クハ205/204-30、モハ205/204-88・90、サハ205-59、サハ204-30が鎌倉総合車両所に配属され、8両編成を組成。
  • 転出】2003年(平成15年)8月29日:山手線時代に組み込まれていたモハ205/204-89(→モハ205/204-3113)が宮城野電車区に転属。仙ミノM13編成の3・2号車に組み込まれた。
  • 所属変更】2004年(平成16年)6月1日:鎌倉総合車両所の改組に伴い鎌倉総合車両センター所属になる。
  • 所属変更】2006年(平成18年)4月1日:鎌倉総合車両センターの改組に伴い鎌倉車両センター所属になる。
  • 廃車】2010年(平成22年)3月5日:山手線時代に組み込まれていたサハ205-60が除籍。
  • 配給】2014年(平成26年)10月24日:大船駅→新津駅
  • 廃車】2014年(平成26年)10月24日:除籍。

関連記事

過去の編成表

山手線時代(東ヤテ30編成)
11号車 クハ205-30 1986年2月20日新製(川重)
10号車 サハ204-30 1991年11月21日新製(近車)
9号車 モハ205-88 1986年2月20日新製(川重)
8号車 モハ204-88 1986年2月20日新製(川重)
7号車 サハ205-59 1986年2月20日新製(川重)
6号車 モハ205-89 1986年2月20日新製(川重)
5号車 モハ204-89 1986年2月20日新製(川重)
4号車 サハ205-60 1986年2月20日新製(川重)
3号車 モハ205-90 1986年2月20日新製(川重)
2号車 モハ204-90 1986年2月20日新製(川重)
1号車 クハ204-30 1986年2月20日新製(川重)

編集履歴(記事ID:0253)

  • 2020年2月18日:資料室掲載記事リニューアル作業実施

リンク