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クハ205-136(横ナハ17編成)【編成消滅】

【この編成は消滅しています】南武線向け205系0番台の横ナハ17編成

編成番号変遷

  • 東ウラ5編成(1990年9月11日~1993年2月11日)
  • 東カマ26編成(1993年2月11日~1996年11月30日)
  • 横フナH26編成(1996年12月1日~2000年6月30日)
  • 横クラH26編成(2000年7月1日~2014年2月25日)
  • 横ナハ17編成(2014年2月25日~2015年1月29日)

2015年1月29日時点の編成

1号車 クハ205-136 1990年9月11日新製(川重)
2号車 モハ205-367 1990年9月11日新製(川重)
3号車 モハ204-367 1990年9月11日新製(川重)
4号車 モハ205-369 1990年9月11日新製(川重)
5号車 モハ204-369 1990年9月11日新製(川重)
6号車 クハ204-136 1990年9月11日新製(川重)

編成の情報

東ウラ6編成は、京浜東北線向けとして1990年度に増備された2編成の205系のうちの1編成である。1993年4月10日ダイヤ改正に当たっては、中央線快速電車(武蔵小金井電車区)、中央緩行線(三鷹電車区)、横浜線(蒲田電車区)で所要増があり、209系の新造により205系が捻出できる浦和電車区からは3編成が三鷹電車区に転属することになっていた。武蔵小金井電車区へは三鷹電車区から201系2編成を転用することで対応し、205系で統一されていた蒲田電車区へは中原電車区(南武線)に209系を投入することで205系1本を捻出することになっていた。ところが、南武線向けの205系ATCを搭載しておらずATCが必要な横浜線にそのまま転用することができなかったため、ATC線区の京浜東北根岸線からATS線区の中央・総武線へ転用されることになっていたこの編成と振り替えが実施された。このため、中央・総武線には南武線から捻出された6両編成に当編成の中間車4両を組み込んで配置し、横浜線には当編成の残りの6両が、新造されたサハ205-232(205系0番台の最終製造車である)とともに配置されることになった。1994年に6扉車を2号車に組み込んで8両編成化が行われた。2014年にE233系6000番台に置き換えられて横浜線から撤退したが、同年3月15日ダイヤ改正から南武線で増発に伴う所要数増加があるため、当編成が6両編成に短縮の上で転用されることになった。転用に当たっては、南武線には既にE233系8000番台の導入が決まっていたことから最低限の改造のみが実施されており、南武線では不要なATCが残置されていることや、行先表示機がLED式のものになっていることが特徴的であった。余剰となった中間車2両は廃車された。E233系導入までのつなぎの意味合いが強かったこともあり南武線での運用期間は僅か7ヶ月と短命に終わり、E233系8000番台の横ナハN5編成に置き換えられる形で2014年に運用離脱、翌2015年に廃車となった。

編成の記録

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過去の編成表

横浜線時代(横クラH26編成)
8号車 クハ205-136 1990年9月11日新製(川重)
7号車 モハ205-367 1990年9月11日新製(川重)
6号車 モハ204-367 1990年9月11日新製(川重)
5号車 サハ205-232 1993年2月18日新製(川重)
4号車 モハ205-369 1990年9月11日新製(川重)
3号車 モハ204-369 1990年9月11日新製(川重)
2号車 サハ204-126 1994年11月11日新製(近車)
1号車 クハ204-136 1990年9月11日新製(川重)
京浜東北根岸線時代(東ウラ5編成)
10号車 クハ205-136 1990年9月11日新製(川重)
9号車 モハ205-367 1990年9月11日新製(川重)
8号車 モハ204-367 1990年9月11日新製(川重)
7号車 サハ205-218 1990年9月11日新製(川重)
6号車 モハ205-368 1990年9月11日新製(川重)
5号車 モハ204-368 1990年9月11日新製(川重)
4号車 サハ205-219 1990年9月11日新製(川重)
3号車 モハ205-369 1990年9月11日新製(川重)
2号車 モハ204-369 1990年9月11日新製(川重)
1号車 クハ204-136 1990年9月11日新製(川重)

編集履歴(記事ID:0470)

  • 2020年2月18日:資料室掲載記事リニューアル作業実施

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