車両の説明
E001形はJR東日本が2017年(平成29年)から運行開始したクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」向けの車両である。1~4・8~10号車が川崎重工製のアルミ車体で、5~7号車がJ-TREC横浜事業所製の軽量ステンレス車体となっており、10両編成1本のみの存在となっている。手続き上はE655系電車の設計を変更した扱いとなっている。この車両の特徴は、架線から集電した電気と、ディーゼル発電機によって発電した電気のどちらでも駆動できることで、電車と気動車双方の機能を併せ持つ車両となっている。北海道への乗り入れ時に走行するJR北海道海峡線の一部区間が北海道新幹線との共用区間になっているため、新幹線用のATCと、交流25,000Vに対応して青函トンネルを自走で通過できるようになっている。
編成記事一覧
0番台
E001形 | 編成 | 新製年/製造所 | 備考 |
E001-1 | 四季島 | 2016/川崎重工 |
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- 2020年4月22日:資料室掲載記事リニューアル作業実施