都ナノN605編成

中央線・篠ノ井線向け211系0番台の都ナノN605編成

編成番号変遷

東チタN5編成(1987年4月1日～2013年3月15日)
東トウ(2013年3月16日～2014年6月17日)
長ナノN605編成(2014年6月17日～2022年9月30日)
都ナノN605編成(2022年10月1日～)

現在の編成

1号車	クハ211-5	1986年2月25日新製(川重)
2号車	モハ211-9	1986年2月25日新製(川重)
3号車	モハ210-9	1986年2月25日新製(川重)
4号車	モハ211-10	1986年2月25日新製(川重)
5号車	モハ210-10	1986年2月25日新製(川重)
6号車	クハ210-5	1986年2月25日新製(川重)

編成の情報

東チタN5編成は、田町電車区所属の113系置き換え用として新造された、211系の基本編成である。国鉄時代に導入されたため、普通車は全てセミクロスシートで、グリーン車は2両とも平屋建てだったが、1990年に東チタN25編成とグリーン車の交換を実施し、4号車は2階建て車両になった。その後、東海道線のグリーン車は全車2階建て車両へ統一することになり、2005年に113系から改造の2階建て車両に2両とも交換された。なお、この編成に元々組み込まれていたグリーン車は、高シマC2編成に組み込まれた。2012年に、E233系3000番台の東チタNT10編成に置き換えられて東海道線の運用から撤退し、6両編成に短縮して中央線・篠ノ井線へ転用された。この編成の転属に伴い、長ナノC4編成が置き換えられた。

編成の記録

【新製】1986年(昭和61年)2月25日：入籍。新製配置は田町電車区。
【民営化】1987年(昭和62年)4月1日：日本国有鉄道分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)に継承される。
【組換】1990年(平成2年)9月XX日：サロ210-5を東チタN25編成のサロ212-5と交換した。
【所属変更】2004年(平成16年)6月1日：田町電車区の改組に伴い田町車両センター所属になる。
【組換】2005年(平成17年)3月3日：サロ213-118、サロ212-110の改造が竣工(鎌倉総合車両センター)。サロ211/212-5と交換する形で組み込まれた。
【転出】2005年(平成17年)8月24日：サロ211/212-5(→1005)が高シマC2編成の5・4号車に組み込まれた。
【配給】2012年(平成24年)3月22日：品川駅→北長野駅
【廃車】2012年(平成24年)3月24日：サハ211-9・10、サロ213-118、サロ212-110が除籍。
【配給】2012年(平成24年)3月27日：北長野駅→越後石山駅(疎開)
【転属】2013年(平成25年)3月16日：田町車両センターの廃止に伴い東京総合車両センター所属になる。
【配給】2013年(平成25年)4月11日：越後石山駅→土崎駅(疎開終了)
【配給】2014年(平成26年)5月13日～14日：土崎駅→北長野駅
【改造】2014年(平成26年)6月17日：転用改造工事竣工(秋田総合車両センター)。6両編成で長野総合車両センターに配属される。

過去の編成表

東海道線時代(東チタN5編成)

10号車	クハ211-5	1986年2月25日新製(川重)
9号車	サハ211-9	1986年2月25日新製(川重)
8号車	モハ211-9	1986年2月25日新製(川重)
7号車	モハ210-9	1986年2月25日新製(川重)
6号車	サハ211-10	1986年2月25日新製(川重)
5号車	サロ213-118	1990年11月28日新製(川重)
4号車	サロ212-110	1990年2月11日新製(川重)
3号車	モハ211-10	1986年2月25日新製(川重)
2号車	モハ210-10	1986年2月25日新製(川重)
1号車	クハ210-5	1986年2月25日新製(川重)

編集履歴(記事ID：0258)

2023年5月15日：首都圏本部発足(2022年10月1日付)を反映
2020年4月4日：資料室掲載記事リニューアル作業実施

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