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クハ201-11(八トタT104編成)【編成消滅】

【この編成は消滅しています】中央線快速電車向け201系0番台元分割編成の八トタT104編成

編成番号変遷

  • 東トタE20編成(1987年4月1日~1988年頃)
  • 東トタE37編成(1988年頃~1991年頃)
  • 東トタE50編成(1991年頃~1996年10月30日)
  • 東ミツ20編成(1996年10月30日~1997年9月27日)
  • 東ムコH4編成(1997年9月27日~1998年3月31日)
  • 八ムコH4編成(1998年4月1日~2004年3月12日)
  • 八トタH4編成(2004年3月13日~2007年3月)
  • 八トタT104編成(2007年3月~2007年5月11日)

2007年5月11日時点の編成

1号車 クハ201-11 1981年10月29日新製(東急)
2号車 モハ201-16 1981年10月29日新製(東急)
3号車 モハ200-16 1981年10月29日新製(東急)
4号車 クハ200-11 1981年10月29日新製(東急)
5号車 クハ201-12 1981年9月22日新製(日車)
6号車 モハ201-17 1981年10月29日新製(東急)
7号車 モハ200-17 1981年10月29日新製(東急)
8号車 モハ201-18 1981年10月29日新製(東急)
9号車 モハ200-18 1981年10月29日新製(東急)
10号車 クハ200-12 1981年9月22日新製(日車)

編成の情報

この編成は、中央線快速電車向けの10両貫通編成として、1981年から1983年にかけて豊田電車区に配置された26編成の201系のうちの1本である。1986年3月3日ダイヤ改正では、中央線系統で大幅な運用見直しがあったため、この編成は6両編成に短縮して青梅・五日市・武蔵野線向けに転用された。なお、編成短縮に伴って余剰となった4両のうち、電動車2両(モハ201/200-18)についてはこの編成同様青梅・五日市・武蔵野線に転用されたクハ201-12以下4連(ダイヤ改正前は武蔵小金井電車区に所属していた4両+6両分割編成の付属編成だった)の6両編成化に活用され、付随車2両(サハ201-1・2)については豊田電車区所属のバラ予備化された。その後10年間青梅線五日市線武蔵野線で運用されたが、1996年12月1日ダイヤ改正武蔵野線の完全8両編成化が実施されること、三鷹電車区で車両不足が発生する(同電車区所属の205系10両編成1本が川越電車区へ転属することになった)ことから、浦和電車区への209系新製配置に伴って捻出された103系を原資とした玉突き転配が実施され、当時豊田電車区所属で青梅・五日市・武蔵野線用として運用されていた、この編成を含む6両編成2本を組み替えて、4両+6両分割編成を組成のうえで三鷹電車区に配置されることになった。これに伴い、4両+6両分割編成の付属編成側となるこの編成はモハ201/200-17を抜き取って4両編成化され、基本編成側となるクハ201-12以下6連と連結した10両編成を組成した。なお、基本編成側は元々6両編成ではあったものの、当時組み込まれていたモハ201/200-19をモハ201/200-17と交換した上で連結順が車番順になるよう組み込み位置の変更も実施されている。三鷹電車区での編成番号は、このダイヤ改正で転出した205系の番号を引き継いで「20」になった(当時の三鷹電車区の編成番号は先頭車両の車番順になっていたが、この編成だけは例外として扱われた)。1997年10月1日ダイヤ改正では中央・総武線、中央線快速電車ともに運用の見直しがあった関係で、所要数に変化が生じたことから、この編成はそれに対応するため、武蔵小金井電車区に転属して中央線快速電車へ転用されることになった。2004年3月13日ダイヤ改正武蔵小金井電車区は車両無配置化されたため豊田電車区に転属した。2007年3月18日ダイヤ改正では、E233系0番台の導入に伴って分割編成の組成が変更されることとなり、従来は東京方が付属編成(4両編成)であったところ、ダイヤ改正以降は東京方が基本編成(6両編成)になったため、これ以降201系の分割編成については、E233系同様の組成に組み替えた7本を除いて貫通編成扱いで運用されることとなり、分割編成を意味するH編成から貫通編成を意味するT編成に編入された。旧八トタH4編成は組み換え対象から外されたため、このダイヤ改正以降は貫通編成扱いの八トタT104編成として運用されたが、2007年にE233系0番台の八トタH56編成に置き換えられて廃車となった。

編成の記録

  • 新製】1981年(昭和56年)10月29日:入籍。新製配置は豊田電車区
  • 組換】1986年(昭和61年)3月3日:モハ201/200-18とサハ201-1・2を抜き取って6両編成を組成した。
  • 民営化】1987年(昭和62年)4月1日:日本国有鉄道分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)に継承される。
  • 改造】1996年(平成8年)10月30日:転用改造工事竣工。クハ201/200-12、モハ201/200-18を連結した10両編成で三鷹電車区に転属した。
  • 改造】1997年(平成9年)9月27日:転用改造工事竣工。武蔵小金井電車区に転属した。
  • 転属】2004年(平成16年)3月13日:武蔵小金井電車区の車両無配置化に伴い豊田電車区所属になる。
  • 廃車】2007年(平成19年)5月11日:除籍。

過去の編成表

青梅・五日市・武蔵野線時代
1号車 クハ201-11 1981年10月29日新製(東急)
2号車 モハ201-16 1981年10月29日新製(東急)
3号車 モハ200-16 1981年10月29日新製(東急)
4号車 モハ201-17 1981年10月29日新製(東急)
5号車 モハ200-17 1981年10月29日新製(東急)
6号車 クハ200-11 1981年10月29日新製(東急)
新製当初
1号車 クハ201-11 1981年10月29日新製(東急)
2号車 モハ201-16 1981年10月29日新製(東急)
3号車 モハ200-16 1981年10月29日新製(東急)
4号車 サハ201-1 1981年10月29日新製(東急)
5号車 モハ201-17 1981年10月29日新製(東急)
6号車 モハ200-17 1981年10月29日新製(東急)
7号車 サハ201-2 1981年10月29日新製(東急)
8号車 モハ201-18 1981年10月29日新製(東急)
9号車 モハ200-18 1981年10月29日新製(東急)
10号車 クハ200-11 1981年10月29日新製(東急)

編集履歴(記事ID:0068)

  • 2020年4月2日:資料室掲載記事リニューアル作業実施

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