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2020年4月22日正式オープン!

武蔵野線 目次

路線の説明

武蔵野線は、都心部(山手貨物線など)を経由しない新しい貨物線として建設され、1973年(昭和48年)4月1日に開業した路線であり、開業と同時に旅客営業を開始した。長大トンネルを有することから、A基準対応に改造した101系1000番台が当初は投入された。車両は豊田電車区の配置となり、武蔵野線内には車両配置の無い東所沢電車区が設置された。1978年(昭和53年)10月2日に、武蔵野線西船橋駅まで延伸した。1986年(昭和61年)3月3日ダイヤ改正からは武蔵野線車両と同じ豊田電車区に所属する車両で運用される青梅・五日市線と共通運用化され、同年中に101系は全て置き換えられた。これ以降は103系が主力となり、最大でも3編成だけの少数勢力ではあるが、201系も運用された。1988年(昭和63年)12月1日ダイヤ改正京葉線との直通運転を開始、1990年(平成2年)3月10日ダイヤ改正京葉線が延伸したことに伴い、東京駅乗り入れを開始した。

1991年(平成3年)12月1日ダイヤ改正では、輸送力増強のため一部の列車を8両編成で運転することになり、205系0番台が8両編成5本導入された。先頭部のデザインは京葉線向けの車両と同様とされた。205系のうち1編成はダイヤ改正の前から、暫定的に6両編成で運用に投入された。8両編成化は順次進められ、1996年(平成8年)12月1日ダイヤ改正で完全8連化が達成された。同時に青梅・五日市線との共通運用化が解消され、201系は撤退した。

2002年(平成14年)からは、103系の老朽取換用として、205系5000番台が導入された。103系は8両編成33本の配置であったが、房総各線への転用が中止されて同線向けに確保された車両の再分配を受けたため、34編成が転入することになった。武蔵野線向けの205系は、急勾配に対応するため6M2Tで運用されているが、電動車が十分な数確保できないため、VVVFインバータ制御に改造することで、4M4Tでも十分な性能が確保された。2004年(平成16年)3月13日ダイヤ改正で、武蔵野線向けの車両は豊田電車区から京葉電車区に全て転属、同年4月1日に京葉電車区は京葉車両センターに改組、同年10月16日ダイヤ改正205系の編成番号の整理が実施された。205系は転用計画の変化もあって当初は5000番台化改造の予定が無かった生え抜き編成のうち1編成も改造対象となり、最終的に0番台4編成、5000番台35編成の体制となった。最後の改造車である千ケヨM35編成が出場し、2005年(平成17年)12月8日限りで103系武蔵野線から撤退した。

武蔵野線は、205系に統一された後も増発が実施され、2007年(平成19年)3月18日ダイヤ改正で運用数が増加したため、京葉線から205系0番台が1編成転入した。しかし、この時転入した千ケヨM66編成(ATC対応車)は、2009年(平成21年)3月14日ダイヤ改正で増発が実施される横浜線(ATC搭載が必須な線区)へ転用するため、京葉線から改造の上で転属する205系5000番台の千ケヨM36編成(ATC非対応車)と置き換わる形で、武蔵野線から早々と撤退した。2010年(平成22年)12月4日ダイヤ改正では、「むさしの」の移管と「しもうさ」の運転開始に伴って運用数が増加するため、京葉線から209系500番台が3編成転入した。これにより、武蔵野線は単一形式統一の路線ではなくなった。2015年(平成27年)3月14日ダイヤ改正でまたしても運用数増加があったため、南武線から8両編成2本が転入している。

2017年(平成29年)からは、中央・総武線E231系500番台導入に伴い、同線のE231系0・900番台と209系500番台の転用が実施され、2018年(平成30年)3月から205系の廃車が開始された。廃車となる205系は全てインドネシアへ輸出される。

編成記事一覧

E231系
900番台編成 新製年/製造所 改造年/改造所 備考
千ケヨMU1編成 1998/東急・新津 2020/大宮総車セ  
0番台編成 新製年/製造所 改造年/改造所 備考
千ケヨMU2編成 2001/JR新津 2017/JRTM青森 ④2000/JR新津
千ケヨMU3編成 2001/JR新津 2018/大宮総車セ  
千ケヨMU4編成 2001/JR新津 2019/大宮総車セ  
千ケヨMU5編成 2001/JR新津 2018/長野総車セ  
千ケヨMU6編成 2001/JR新津 2018/大宮総車セ  
千ケヨMU7編成 2001/JR新津 2019/長野総車セ  
千ケヨMU8編成 2001/JR新津 2019/長野総車セ  
千ケヨMU9編成 2001/JR新津 2019/長野総車セ  
千ケヨMU10編成 2001/JR新津 2020/長野総車セ  
千ケヨMU11編成 2002/東急車輛 2019/大宮総車セ  
千ケヨMU12編成 2001/JR新津 2019/長野総車セ  
千ケヨMU13編成 2001/JR新津 2020/JRTM青森  
千ケヨMU14編成 2001/JR新津 2020/秋田総車セ  
千ケヨMU15編成 2001/JR新津 2020/秋田総車セ  
千ケヨMU16編成 2001/JR新津 2019/大宮総車セ  
千ケヨMU17編成 2001/JR新津 2020/JRTM青森  
千ケヨMU18編成 2001/JR新津 2019/大宮総車セ  
千ケヨMU19編成 2001/JR新津 2020/JRTM青森  
千ケヨMU20編成 2001/JR新津 2020/長野総車セ  
千ケヨMU21編成 2001/JR新津 2019/大宮総車セ  
千ケヨMU22編成 2000/JR新津 2020/長野総車セ ④2001/JR新津
千ケヨMU31編成 2000/JR新津 2018/大宮総車セ  
千ケヨMU32編成 2000/JR新津 2018/大宮総車セ  
千ケヨMU33編成 2000/JR新津 2018/大宮総車セ  
千ケヨMU34編成 2000/JR新津 2018/大宮総車セ  
千ケヨMU35編成 2000/東急車輛 2019/長野総車セ  
千ケヨMU36編成 2000/東急車輛 2019/秋田総車セ  
千ケヨMU37編成 2000/東急車輛 2019/大宮総車セ  
千ケヨMU38編成 2000/JR新津 2019/秋田総車セ  
千ケヨMU39編成 2000/JR新津 2019/長野総車セ  
千ケヨMU41編成 2006/東急車輛 2020/秋田総車セ  
千ケヨMU42編成 2006/東急車輛 2020/大宮総車セ  
千ケヨMU43編成 2006/東急車輛 2020/JRTM青森  

改造所について:「JRTM青森」は、盛岡車両センター森派出所(JR東日本テクノロジー青森改造センター)を示す。同所で改造された車両は、仕上げ作業を秋田総合車両センターで行っている。

209系
500番台編成 新製年/製造所 改造年/改造所 備考
千ケヨM71編成 2000/JR新津 2010/長野総車セ  
千ケヨM72編成 2000/JR新津 2011/長野総車セ  
千ケヨM73編成 2000/JR新津 2010/長野総車セ  
千ケヨM74編成 2000/JR新津 2018/秋田総車セ  
千ケヨM75編成 2000/JR新津 2019/秋田総車セ  
千ケヨM76編成 1999/JR新津 2019/秋田総車セ  
千ケヨM77編成 1999/JR新津 2019/秋田総車セ  
千ケヨM81編成 1999/JR新津 2018/秋田総車セ  
千ケヨM82編成 1999/JR新津 2018/秋田総車セ  
千ケヨM83編成 1999/JR新津 2018/秋田総車セ  
千ケヨM84編成 1999/JR新津 2018/秋田総車セ  
205系
5000番台編成 改造年/改造所 撤退年 備考
千ケヨM1編成 2002/大井工 2019 旧E39
千ケヨM2編成 2002/大宮工 2020 旧E40
千ケヨM3編成 2003/大宮工 2018 旧E6、⑦SIV
千ケヨM4編成 2003/大井工 2020 旧E29、⑦SIV
千ケヨM5編成 2003/大宮工 2020 旧E18
千ケヨM6編成 2003/大井工 2020 旧E8
千ケヨM7編成 2004/大宮工 2018 旧E33、⑦SIV
千ケヨM8編成 2004/大井工 2020 旧E32、⑦SIV
千ケヨM9編成 2004/大宮工 2018 旧E12
千ケヨM10編成 2004/大井工 2019 旧E31、⑦SIV
千ケヨM11編成 2004/大宮工 2020 旧E35、⑦SIV
千ケヨM12編成 2004/大宮総車セ 2018 旧E34、⑦SIV
千ケヨM13編成 2004/東京総車セ 2018 旧E9
千ケヨM14編成 2004/東京総車セ 2019 旧E21
千ケヨM15編成 2005/秋田総車セ 2018 旧E1
千ケヨM16編成 2004/大宮総車セ 2019 旧E20、⑦SIV
千ケヨM17編成 2004/東京総車セ 2020 旧E27
千ケヨM18編成 2004/東京総車セ 2019 旧E22
千ケヨM19編成 2004/秋田総車セ 2019 旧E19、⑦SIV
千ケヨM20編成 2004/大宮総車セ 2020 旧E28
千ケヨM21編成 2004/大宮総車セ 2020 旧E10、⑦SIV
千ケヨM22編成 2005/東京総車セ 2020 旧E30
千ケヨM23編成 2005/大宮総車セ 2020 旧E17
千ケヨM24編成 2005/郡山総車セ 2018 旧E25、⑦SIV
千ケヨM25編成 2005/大宮総車セ 2020 旧E13、⑦SIV
千ケヨM26編成 2005/東京総車セ 2018 旧E26
千ケヨM27編成 2005/東京総車セ 2019 E23
千ケヨM28編成 2005/東京総車セ 2019 旧E36、⑦SIV
千ケヨM29編成 2005/東京総車セ 2018 旧E37
千ケヨM30編成 2005/大宮総車セ 2019 旧E7、⑦SIV
千ケヨM31編成 2005/大宮総車セ 2020 旧E24、⑦SIV
千ケヨM32編成 2005/大宮総車セ 2019 旧E16
千ケヨM33編成 2005/東京総車セ 2020 旧E38、⑦SIV
千ケヨM34編成 2005/東京総車セ 2019 旧E14
千ケヨM35編成 2005/東京総車セ 2019 旧E11・E15
千ケヨM36編成 2008/長野総車セ 2018 旧Y21
0番台編成 新製年/製造所 撤退年 備考
千ケヨM51編成 1989/川崎重工 2019  
千ケヨM52編成 1990/川崎重工 2019 6・7号車:1989/川崎重工
千ケヨM62編成 1991/川崎重工 2019 旧E2
千ケヨM63編成 1991/川崎重工 2019 旧E3
千ケヨM64編成 1991/川崎重工 2019 旧E4
千ケヨM65編成 1991/川崎重工 2019 旧E5
千ケヨM66編成 1985/川崎重工 2009 横浜線へ転属
201系(青梅線五日市線と共通運用)
0番台編成 新製年/製造所 撤退年 備考
東トタE50編成 1981/東急車輛 1996  
東トタE51編成 1981/日本車両 1996 ②③1981/東急車輛
東トタE22編成 1981/日本車両 1988  

編集履歴(記事ID:0023)

  • 2020年10月21日:千ケヨM20編成の廃車を反映
  • 2020年10月14日:千ケヨM17編成の廃車を反映
  • 2020年10月8日:千ケヨMU22編成の転入を反映
  • 2020年9月11日:千ケヨMU19編成の転入を反映
  • 2020年9月9日:千ケヨM4編成の廃車を反映
  • 2020年8月26日:千ケヨM6編成の廃車を反映
  • 2020年8月25日:千ケヨMU43編成の転入を反映
  • 2020年7月29日:千ケヨM23編成の廃車を反映
  • 2020年7月10日:千ケヨMU1編成の転入を反映
  • 2020年7月8日:千ケヨM22編成の廃車を反映
  • 2020年7月1日:千ケヨMU17編成の転入を反映
  • 2020年6月3日:千ケヨM8編成の廃車を反映
  • 2020年5月28日:千ケヨMU41編成の転入を反映
  • 2020年4月8日:千ケヨM11編成の廃車を反映
  • 2020年3月28日:千ケヨMU20編成の転入を反映
  • 2020年3月25日:千ケヨM31編成の廃車を反映
  • 2020年3月13日:千ケヨMU13編成の転入を反映
  • 2020年3月11日:千ケヨM25編成の廃車を反映
  • 2020年3月6日:千ケヨMU42編成の転入を反映
  • 2020年2月26日:千ケヨM2編成の廃車を反映
  • 2020年2月16日:千ケヨMU15編成の転入を反映
  • 2020年2月13日:千ケヨMU10編成の転入と千ケヨM21編成の廃車を反映
  • 2020年1月29日:千ケヨM5編成の廃車を反映
  • 2020年1月19日:千ケヨMU14編成の転入を反映
  • 2020年1月15日:千ケヨM33編成の廃車を反映
  • 2020年1月14日:資料室掲載記事リニューアル作業実施